船井note

香川県地域包括ケアシステム学会 第8回学術大会

2025年12月14日

高松レグザムホールにて「香川県地域包括ケアシステム学会 第8回学術大会」が開催されました。
当日は、医療・福祉・介護・教育など、地域包括ケアに関わる多職種・多分野の専門職、学生、関係機関の皆さまに多数ご参加いただきました。

  

本大会は、香川県内における地域包括ケアシステムの実践や研究成果を共有し、専門職同士の学びと連携を深めることを目的として開催されています。今回も、基調講演および一般演題を通じて、現場に根ざした多くの知見が共有されました。

基調講演では、「地域包括ケアシステム」をテーマに、専門職としての役割や、多職種連携の重要性、さらには地域包括ケアの先にある「地域共生社会の実現」について、示唆に富むお話がありました。参加者一人ひとりが、自身の実践を振り返り、今後の支援のあり方を考える機会となりました。

一般演題では、医療・福祉・介護分野の専門職による実践報告や研究発表に加え、学生による発表も行われました。各現場での取り組みや課題が共有され、立場や分野を越えた活発な意見交換が行われたことが、本大会の大きな成果の一つです。

今年度の大会テーマは「Kagawaをつなぐ」。
このテーマのもと、専門職同士が分野の垣根を越えて学び合い、互いの役割や実践を理解し合うことで、地域包括ケアを支える「つながり」の大切さを改めて確認する場となりました。

なお、来年度の香川地域包括ケアシステム学会は、香川県医療ソーシャルワーカー協会、精神保健福祉士協会および香川県社会福祉士会を中心に運営を行う予定です。
地域・医療・福祉をつなぐ専門職が協働しながら、より実践につながる学術大会となるよう準備を進めてまいります。

地域包括ケアシステムは、日々の支援や実践の積み重ねによって形づくられていくものです。
本大会で得られた学びや気づきが、それぞれの現場での支援に活かされ、地域の力として広がっていくことを期待しています。

最後に、本大会の開催にあたりご尽力いただいた関係団体・運営スタッフの皆さま、そしてご参加いただいたすべての皆さまに、心より感謝申し上げます。

昼食は屋島にある「弓絃葉」のお弁当。

とても美味しかったです。

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